雨漏り始まる…というよりも厳密に言うとこの家は数年間いや十数年間?二十数年間?ずっとダダ漏れだったのだと思います。この写真が私たちが住み始めて撮った最初の雨漏り写真です。この後、雨漏り写真を数百枚撮っています。というのもダーリンが台湾やその他のあちこちに行ったり来たりで不在がちなので常駐する私が「今日は西向きの風、どこどこの部屋からどのように水が入ってきている」とメッセージと共に写真を送るという生活を6年ほどしていたからです。そしてダーリンが帰ってくると対策を考え一緒に直すという作業をアホほど繰り返しました。室内を伝う水滴やせせらぎの写真が何百枚あることか。雨漏りの原因を突き止めるのは本当に難しく、住んでいる当事者でさえよくわからないことだらけで、時には天井裏に入り込み、時にはアンネの部屋的屋根裏へ上がり、ここが怪しい…ここも怪しい…とシャッターを切り、雨漏り容疑者たちをダーリンに報告。すると「こうしてみたら?ああしてみたら?」とコロナのコの字もなかった2014年にすでにリモート指示を受ける私。とりあえず一通りやってみる…でもやっぱりせせらぎを止められない…。
私たちの前に住んでいた歴代の人たち、よくぞこんな状況で生活されていましたねと感心するほどの雨漏り個所の多さと雨漏りっぷりのひどさ。直ったと思ってはやっぱり漏るを繰り返しがっかりしつつも、とにかく一つずつ容疑者達をしらみつぶしにするしかない雨漏りとの闘いがここから始まります。
↓第一容疑者の換気扇フード。めちゃくちゃ怪しんでましたが冤罪でした。
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